日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比178.98円高の32238.89円で終了となり、反発。昨晩の米国市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、半導体関連株などへ押し目買いが入った様です。円安基調を背景に輸出関連株にも買いが入った模様。
ただ、前日に書いた様に、テクニカル的に一目均衡表の雲の上限や25日平均線がレジスタンスとして意識される中、高値は32403.93円に留まり、前日の高値(32613.99円)には届かず。決算発表が一巡する中、目先は新規材料待ちの展開となり、しばらくは32000-33000円のレンジが続きそうです。ただ、上値の重さから終値で32000円を割り込む様ですと、75日平均線辺りまで下げることも想定されます。
なお、内閣府が発表した2023年4-6月期GDP(国内総生産、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比1.5%増、年率換算で6.0%増となり、市場予想を上回りました。2020年10-12月期(7.9%増)以来の高い伸びで、3四半期連続のプラス成長となっております。半導体不足の緩和により生産が回復した自動車などの輸出が牽引。ただ、個人消費は0.5%減で、3期ぶりにマイナスに転じており、相場を押し上げるにはやや力不足だった模様。
四半期別 日本のGDP
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