日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比229.37円安の37913.92円で終了となり、反落。

高値は38028.14円に留まり、引き続き200日平均線を上抜くことは出来ず。上値の重さが意識される中、37713.00円まで下げるなど、10月2日以来の38000円割れで終了しております。

週末に総選挙の投開票を控える中、与党で過半数議席確保が微妙な情勢との報道が多くなり、日本の政局の先行きに不透明感さが強まっていることから、海外投資家を中心とした短期筋の売りが強まっている様です。一方で、「選挙は買い」のアノマリー(経験則)への期待が後退する中、政治の安定を買い材料としてきた中長期の海外投資家は様子見ムードを強めていると見られ、ズルズルと下値を切り下げる展開となっております。

目先は半値押し水準37752.61円を維持出来るかが焦点となりそうですが、週明けは総選挙の結果次第で乱高下しそうです。日本株買いの一因でもあった「政治の安定感」が揺らぎ始める中、政局の先行きに不透明感さが強まり、海外投資家の日本株離れが一段と加速する様ですと、61.8%押し水準37161.49円辺りまで下げて来ることも想定されます。

 

 

 

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