日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比452.50円安の38190.41円で終了となり、反落。先週末の米国市場で、主要3指数が揃って下落したことが嫌気された模様。200日平均線を維持出来ずに38150.39円まで下げる場面もみられております。
日銀の植田総裁が、利上げについては「毎回の会合で利用可能なデータ・情報から判断する」との認識を示したことを受けて、早期の追加利上げへの警戒感が後退。円安が進む中、下げ幅を縮める場面も見られております。
ただ、陰線が連続で5本並ぶなど、上値の重さが意識され始める中、10月24日の安値37712.19円から11月7日の高値39884.01円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%押し水準38541.83円に割り込んで終了しただけに、明日は一目均衡表の雲や75日平均線をサポートに38000円を維持出来るか注目されます。
今週は11月21日に予定されているエヌビディアの2024年8-10月期決算に注目が集まりそうです。
なお、内閣府が発表した9月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比0.7%減の8520億円でした。マイナスは3ヶ月連続。基調判断は「持ち直しの動きに足踏みが見られる」に据え置いております。。
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