日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比100.91円安の27501.86円で終了となり、反落。昨晩発表された1月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びを示し、米金融引き締めの長期化観測が高まったことが嫌気された様です。また、日銀の次期総裁の政策方針を見極めたいとの見方も多く、積極的に上値を追うムードにはなっていない模様。

テクニカル的にも、東証プライム市場の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)が2月14日時点で130.15%と、「買われすぎ」の目安とされる120%を上回って推移する中、高値警戒感が出始めている模様。日経平均採用銘柄の予想PER(株価収益率)も13.10倍と、昨年11月25日以来の13倍台に乗せており、割安感が薄れている様です。

 

NEXTFUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス

連動型ETF発行済み口数

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また、日経平均株価と逆の方向に2倍の値動きをする「ダブルインバース」型ETFである「NEXTFUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型ETF」の発行済み口数は2月14日時点で5.22億口と、1月18日(3.44億口)を底に増加して来ており、27500円を上回る現在の水準では、引き続き戻り売りを浴びそうです。

ただ、FRBの利上げ継続観測から、円売りドル買いの動きが加速。133円台を回復する中、輸出関連株を中心に買う動きも見られた様で、27500円は維持して終了しております。

 

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