日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比177.39円安の41097.69円で終了。昨晩の米国市場で、ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数が共に最高値を更新する中、国内市場も買いが先行。ただ、高値は41466.45円に留まり、前日の高値41520.07円を上抜くことが出来ず。
上値の重さが意識される中、米ブルームバーグ通信が米国が対中半導体規制でさらに厳しいルールを検討していると同盟国に伝えたと報じたのをきっかけに、半導体関連株を中心に売りが膨らんだ様です。結局、マイナス圏で終了しております。
政府・日銀による円買い介入への警戒感も根強く、先行き不透明感から積極的には買いづらい地合いが続いております。また、テクニカル的にもMACDの上昇が鈍化する中、上昇一服感が出始めております。引き続き41000円を維持出来るかが焦点となりそうです。割り込む様ですと、4月19日の安値36733.06円から7月11日の高値42426.77円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準40251.77円辺りまで下げて来ることも想定されます。その場合、6月17日を起点としたアップ・トレンドを形成出来るか注目されそうです。
企業の自社株買いが株価を下支えるとの見方に加えて、円安を背景とした業績期待が根強い中、海外投資家の買いが続くとの見方は多く、安値は買い拾われることが想定されます。
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