日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比44.65円安の38855.37円で終了となり、反落。メモリアルデーに伴い米国市場が休場となる中、相場全体を動かす材料に乏しかった様です。前日の高値38900.02円を上抜いて、高値で38981.97円を付けるも、引き続き39000円台を回復出来ず。長期金利の上昇が続く中、半導体関連株を中心に売りが出た模様。
前日に75日平均線を上抜いたことで、底打ちのサインとするコメントも出ていたものの、本日は再び割り込んでおります。何度か書いている様に、現状では75日平均線を挟んだ揉み合いが続いており、どちらかと言うとテクニカルで注目されているのは一目均衡表の雲の様に見えます。
本日は雲の上限で上昇を阻まれた様にも見えますが、雲の捻じれはトレンドの転換を示唆することが多いだけに、雲を下抜けて25日平均線も維持出来ない様ですと、短期的に38000円割れを試すことも想定されます。
ただ、自社株買いに加えて、個人を中心に押し目を買い拾う動きは根強く、安値は引き続き買い拾われそうです。
なお、政府は前日に公表した5月の月例経済報告で、景気の全体判断を「このところ足踏みも見られるが、緩やかに回復している」で据え置いております。据え置きは4ヶ月連続。
また、日銀が発表した4月企業向けサービス価格指数(速報値、2015年平均=100)は111.9で、前年同月比2.8%上昇。価格改定の広がりで増加率は前月から拡大し、消費税率引き上げ影響を除くベースで1991年9月以来の高水準となっております。
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