日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比743.30円高の38552.06円で終了となり、大幅反発。
昨夕に石破首相と植田日銀総裁が首相官邸で会談。会談後に、石破首相が日銀の追加利上げについて「個人的には現在そのような環境にあるとは思っていない」との認識を示したことを受けて、急速に円安基調が強まる中、輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが入った模様。一時38856.75円まで買い進められる場面も見られております。
ただ、中東情勢の先行き不透明感が依然強いことや、週末に9月米雇用統計の発表を控える中、買い方の利喰い売りに押された様で、高値を維持出来ず。長い上ひげを引いております。
自民党総裁選時と比べて、石破首相の発言がブレていることや、日本経済新聞社とテレビ東京が実施した緊急世論調査で、石破内閣の支持率は51%と、現行の調査方式を導入した2002年以降の調査で、内閣発足時の支持率が最も低くなったため、新政権への期待感から買いが入るとみられていた海外投資家も様子見姿勢が強いとの見方が出ております。
なお、内閣府が10月2日に発表した9月消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月から0.2ポイント改善して36.9となりました。上昇は2ヶ月ぶり。基調判断は「改善に足踏みが見られる」で据え置かれております。
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