日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比304.36円高の33476.58円で終了となり、大幅続伸。引き続き米国株高や円安を好感した買いが入った様です。また、トヨタ自動車の決算を受けて、投資家心理が一段と改善した模様。一時33488.77円まで買い進められる場面も見られております。
日銀が先週の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用見直しを決定したものの、記者会見で植田総裁が「政策の正常化へ歩み出すという動きではない」と発言。金融緩和を続ける「ハト派」の姿勢を強調したことから、日本株に対して見直し買いの動きが続いている様です。
テクニカル的にも、MACDがゴールデン・クロスとなる中、5日平均線と25日平均線もゴールデン・クロスとなっており、このまま年初来高値33772.89円を上回ることが出来るか注目されます。
トヨタ自動車が午後に発表した2023年4-6月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が1兆1209億円と前年同期比94%増加。四半期の営業利益は日本企業として初の1兆円の大台に乗せております。トヨタの四半期の営業最高益はこれまで2021年4-6月期の9974億円でした。売上高は前年同期比24%増の10兆5468億円、純利益は78%増の1兆3113億円。なお、2024年3月期の通期の営業利益見通しは前期比10%増の3兆円で据え置いております。
なお、日本取引所グループ(JPX)の大阪取引所では、金標準(中心限月)が一時9010円を付けて、1982年3月に取引が始まって以来初めて9000円台に乗せる場面も見られております。
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