日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比955.35円安の3万3780.58円で終了となり、大幅続落。
トランプ米大統領が発表した「相互関税」が市場の想定以上に厳しい内容となり、「ネガティブ・サプライズ」となる中、投資家のリスクオフ姿勢が継続。一時33259.76円まで下げるなど、34000円を割り込んで終了しております。
テクニカル的に相対力指数(RSI)が節目の30%を割り込み、25日平均線との下方乖離率が5%を上回る中、売られ過ぎ感が強まっており、目先は自律反発の動きも出て来そうです。
とは言え、各国は対抗措置をとる姿勢を示しており、米関税政策を巡って当面は混乱が続くとの見方が多い様です。米国と各国の間で互いに関税を掛け合う「貿易戦争」が激化し、世界景気が後退するとの警戒感も拡がり始めております。
「相互関税」は、日本にとって厳しいものになったとの見方も多い中、国内景気や企業業績への悪影響を織り込む動きが強まる様ですと、MACDが下げ基調を強めているだけに、「令和のブラックマンデー」と呼ばれる急落となった昨年8月5日の安値31156.12円を意識した動きになることも想定されます。
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