日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比28.58円安の33169.05円で終了となり、小反発。海外勢がクリスマス休暇に入る中、上値の重い展開が続いております。
日銀金融政策決定会合を受けて、早期のマイナス金利解除観測は後退したものの、日銀が政策正常化に前向きとの見方は変わっておらず、再び円高への警戒感が強まっている模様。中国景気の減速懸念も再燃しており、年末年始を控えて、しばらくは上値の重い展開が続くとの見方が出始めております。
テクニカル的も、再び25日平均線でレジスタンスを受け始めている様に見えるだけに、目先は10月30日を起点としたアップ・トレンドを維持出来るか注目されます。
なお、総務省が発表した11月全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.4と、前年同月比2.5%上昇しております。食料品の価格転嫁が一服し、伸び率は2ヶ月ぶりに前月から鈍化。2022年7月(2.4%上昇)以来、16ヶ月ぶり低水準となりました。生鮮食品を含む総合指数は2.8%上昇、生鮮食品とエネルギーを除いた総合指数は3.8%上昇。
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