日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比19.58円安の38683.93円で終了となり、小反落。

米景気減速を示唆する経済指標が相次ぐ中、FRBによる利下げ時期が早まるとの観測が再度高まってはいるものの、来週にFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控える中、引き続き積極的に買い進める向きは少なかった模様。MACDが揉み合いを示唆する中、少なくともイベントを通過するまでは、引き続き一目均衡表の雲の中で推移しそうです。上値は75日平均線、下値は25日平均線が意識され易くなっており、狭いレンジの値動きが想定されます。

内閣府が発表した4月景気動向指数(2020年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.0ポイント上昇の115.2と、2ヶ月連続で改善しております。基調判断は「下方への局面変化を示している」に据え置いております。数か月先の景気を示す先行指数は0.1ポイント低下の111.6と、3ヶ月ぶりに悪化。

なお、今晩は5月米雇用統計が発表されますが、市場では失業率は前月から横ばいの3.9%、非農業部門就業者数は18.5万人増と、前月(速報値、17.5万人増)から伸びが加速すると予測されております。

 

 

 

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