日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
日経平均株価は前営業日比45.02円高の27944.79円で終了となり、小幅ながら3営業日ぶりに反発。
半導体関連株や電子部品株の一角が買われ、底堅く推移する中、一時28007.06円まで買い進められる場面も見られたものの、終値ベースでは引き続き28000円台を回復出来ずとなっております。国内市場は23日が祭日となる上に、米国市場は週末に感謝祭を控えているため、様子見ムードが強い様です。
先週末にも書きましたが、MACDは上昇の勢いを失っているだけに、このまま28000円台を回復出来ずに10月3日と11月4日を結んだアップ・トレンドを維持出来ない様だと、10月3日の安値25621.96円から11月11日の高値28329.54円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準27295.24円辺りまで下げることも想定されます。
ただ、テクニカル的に200日平均線が11月11日から上向きに転じ始めている上に、自社株買いの取得枠は高水準で推移しております。逆張り志向の強い個人を中心に、年末高への期待感が拡がっていることもあり、安値は買い拾われそうです。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。