日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比29.67円高の38385.73円で終了となり、小幅続伸。昨晩の米国市場で主要3指数が上昇。ハイテク株高を受けて、ナスダック総合指数が約1ヶ月ぶりに最高値を更新する中、半導体関連株を中心に買い進められた様です。一時38816.60円を付ける場面も見られております。
ただ、今晩に4月米消費者物価指数(CPI)や4月米小売売上高の発表を控える中、ポジション整理の動きが強まった様で、高値を維持出来ず。テクニカル的にも引き続き25日平均線と75日平均線がレジスタンスとして意識された模様。
なお、米資産運用大手ブラックロックは、円安でも日本株は好調さを保つとの見方を示し、今後6~12ヶ月間は「オーバーウェート」を維持するとしております。
円安の原因は主に日米金利差によるもので、FRBが利下げに動けば円高が進む可能性があるととしております。日本経済については「引き続き見通しは明るく、企業改革は定着しつつある」と分析。また、「賃金上昇が消費を下支えし得る」と想定しております。円安によるコスト高で製造業の収益は圧迫される可能性があるものの、日本製品が海外の買い手にとって安くなれば、輸出型産業に恩恵があるとの見方を示しております。
なお、金標準(期先)は前営業日比63円高の11869円で終了。4月19日(11837円)を上回り、終値ベースの最高値を更新しております。
白金標準(期先)は前営業日比250円高の5290円で終了。一時5326円まで買い進められるなど、2008年8月14日(5410円)以来約16年ぶり高値を付ける場面も見られております。
金標準
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