日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

日経平均株価は前営業日比55.17円高の27402.05円で終了となり、小幅続伸。FOMC(米連邦公開市場委員会)を通過し、米長期金利が低下。これを好感し、米国市場でハイテク株が上昇したことが好感されて、国内市場でも半導体関連株などが買われた様です。

一方で、米長期金利の低下を受けて、日米金利差縮小観測が拡がる中、円が買い戻されたため、輸出関連株が売られるなど、引き続き上値の重い展開。本日の高値は27472.44円にとどまっております。

テクニカル的にも、MACDの上昇が鈍化し始める中、8月17日を起点としたダウン・トレンドが迫って来ておりますが、目先は上がさになりつつある27500円と200日平均線のどちらを抜けるか注目されます。

なお、今晩は欧州中銀(ECB)やイングランド銀行が金融政策会合を開催いたします。

 

投資部門別売買動向(海外投資家)

↓クリックすると拡大します↓

 

なお、JPXのデータによると、1月第4週(1月23日-1月27日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は1兆3231億円の買い越しでした。買い越しは3週連続。2018年9月第3週(1兆4969億円)以来の買い越し幅となりました。日銀金融政策決定会合を無風で通過したことで、前回会合に続いて日銀が政策修正に踏み切ると見て、先物に売りを建てていた向きが、買い戻しを迫られた模様。事業法人は204億円の買い越し。

一方、個人は6765億円の売り越し、年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は3450億円の売り越しで、共に3週連続で売り越しております。心理的節目の27500円付近で推移する中、利喰い売りの動きが続いている様です。

 

投資部門別売買動向(個人)

↓クリックすると拡大します↓

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。