日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比51.90円高の32843.70円で終了となり、小幅続伸。昨晩の米国市場で主要株価指数が続伸したことが好感されて、一時33172.13円まで買い進められる場面も見られたものの、イベントを控える中で積極的に買う動きは少なく、終値で33000円台を回復することは出来ず。政治リスクも意識され始める中、上値の重い展開となりました。
テクニカル的にも、MACDが下げ基調を継続しており、11月20日を起点としたダウン・トレンドや25日平均線のレジスタンスが強まりつつあり、少なくともイベントを通過するまでは上値の重い展開が続きそうです。
なお、日銀が発表した11月国内企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は119.5と、前年同月比0.3%上昇。33ヶ月連続でプラスとなったものの、伸び率は11ヶ月連続で鈍化。企業間での価格転嫁は一巡している様です。政府が価格高騰を抑えるため支給しているガソリン補助金も全体の伸びを0.9%分押し下げた模様。
調査対象515品目のうち、405品目が上昇、93品目が下落。原材料高の影響は長引いているものの、企業物価全体の伸び率は今年1月以降、急激な上昇が目立った昨年の反動で鈍化傾向となっております。
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