日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比61.81円高の32254.56円で終了となり、小幅続伸。先週末に発表された7月米雇用統計を受けた米国株安を受けて、売りが先行。一時31830.23円まで下げる場面も見られたものの、引き続き最近のレンジの下限である32000円辺りでは自律反発を見込んだ押し目買いが入った様です。
日銀が7月金融政策決定会合の「主な意見」を公表し、ある委員から「マイナス金利政策の修正にはなお大きな距離がある」との発言があったことが明らかとなり、当面は緩和的な金融環境が継続されるとの見方が拡がったことも株価を押し上げた模様。
国内市場はお盆休みが近づき、「夏枯れ」が意識され易い時期となって行きます。今週は8月10日に7月米消費者物価指数(CPI)、8月8日に7月中国貿易統計、翌9日に7月中国消費者物価指数(CPI)や7月中国卸売物価指数(PPI)など、需要指標の発表が予定されており、様子見ムードが強まる可能性もありそうですが、引き続き終値で32000円を維持しつつ、25日平均線超えを試す展開が続くか注目されます。
なお、内閣府が発表した6月景気動向指数(CI、2020年=100)の速報値は、足元の経済状況を表す一致指数が前月比0.9ポイント上昇の115.2でした。上昇は3ヶ月連続となる。なお、景気の基調判断は「改善を示している」で据え置かれております。
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