日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比34.36円安の27385.25円で終了となり、小幅続落。米欧の金融システムを巡る信用不安が引き続き燻っている上に、円高基調が強まる中、上値の重い展開が継続。
一時27257.44円まで下げる場面も見られたものの、引き続き安値は買い拾われており、200日平均線を辛くも維持しております。
米国株に比べて日本株が底堅いのは、期末の配当取りを狙う買いが株価を下支えているとの見方が出ております。3月末の配当の権利付き最終売買日である3月29日を過ぎると、株価は下支えを失う可能性がありそうです。200日平均線を割り込む様ですと、再度27000円割れを試すことも想定され、しばらくは27000円-27500円の狭いレンジが続きそうです。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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最後に、JPXのデータによると、3月第3週(3月13日-3月17日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は2兆3770億円の売り越しでした。売り越しに転じるのは3週ぶり。売り越し幅は、昨年9月第4週(2兆1564円の売り越し)を上回り、少なくともアベノミクス以降で最大の売り越し幅となっております。
一方で、個人は1兆0948億円の買い越し。3週ぶりに買い越しに転じ、買い越し幅は昨年6月第3週(1兆0287億円の買い越し)を上回り、少なくともアベノミクス以降で最大の買い越し幅となっております。
なお、事業法人は1574億円の買い越し。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は120億円の売り越しで、10週連続で売り越しました。
投資部門別売買動向(個人)
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