日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

日経平均株価は前営業日比934.98円高の28065.28円で終了となり、急反発。前日に1ヶ月半ぶりの安値を付けた割安感や、米長期金利の上昇が一服したことを受けて、昨晩の米国市場が反発に転じたことが好感された様で、上げ幅は8月12日(727円)以来の大きさとなりました。

本日の上げで、MACDが下げ止まりつつあるだけに、明日は28000円台を維持しつつ、25日平均線を上抜くことが出来るか注目されます。

ただ、28000円台を回復したとはいえ、世界的な金融引き締めによる世界景気の減速懸念は依然燻っており、積極的には買いづらいとの見方が多い模様。

今晩はパウエルFRB議長が民間主催の討論会に参加予定となっており、タカ派な発言が目立つ様だと、再びリスクオフの動きが強まる可能性がありそうです。

また、欧州中銀(ECB)定例理事会が開催されます。欧州でインフレ高進が止まらない中、0.75%の利上げ観測が拡がっております。大幅利上げとなれば欧州景気の悪化懸念が一段と高まる可能性があります。

 

投資部門別売買動向(海外投資家)

↓クリックすると拡大します↓

 

なお、JPXのデータによると、8月第5週(8月29日-9月2日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、1兆1854億円の売り越しでした。売り越しに2週連続。一方で、個人は8674億円の買い越し。2週連続で買い越しとなりました。

 

投資部門別売買動向(個人)

↓クリックすると拡大します↓

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。