日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比379.67円高の3万8482.11円で終了となり、急反発。昨晩の米国市場で主要3指数が揃って上昇したことが好感されて買い進められた様です。前日の急落を受けて、自律反発を期待した買いや、株主総会シーズンに入る中、6月後半に投資家に支払われる配当金による再投資による需給改善期待も意識された模様。
一時38519.02円まで買い進められる場面も見られたものの、新規材料に乏しい上に、欧州の「政治リスク」が引き続き意識される中、高値を維持出来ず。戻り売り圧力も強かった様です。
とは言え、一目均衡表の雲まで値位置を戻して来ただけに、再び狭いレンジの動きに戻る可能性がありそうですが、目先は25日平均線を上抜くことが出来るか注目されそうです。
なお、植田日銀総裁は参院財政金融委員会で、次回7月の金融政策決定会合での追加利上げの可能性について「入手する経済・物価・金融情勢のデータ次第だが、場合によっては十分にあり得る」と述べております。国債買い入れ減額の具体策決定と利上げを、同時に実施することも排除しない考えを示しております。
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