日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比1023.42円安の33585.58円で終了となり、急反落。

トランプ米政権の「相互関税」を巡り、米中が報復措置をエスカレートさせる中、「貿易戦争」が激化し、世界景気が後退するとの警戒感が依然強い中、昨晩の米国市場で株式と通貨、債券が揃って下げる「トリプル安」となり、投資家のリスクオフ姿勢が再度強まった様です。一時32626.58円まで下げる場面も見られております。

恐怖指数とも呼ばれるVIX指数は、依然として警戒ラインと言われる30を上回って推移しており、しばらくはボラティリティの大きい状況が続くことが想定されます。

PBR(株価純資産倍率)などバリュエーション(投資尺度)面で日本株に割安感が意識され始めている上に、30000円の大台割れを回避したことで、「セリングクライマックス(売りの最終局面)」を迎えたとの見方も出始めている様ですが、米国でインフレ上昇率が高止まりしたまま景気が減速する「スタグフレーション」への懸念が拡がっていることに加えて、円高基調が強まっていることも重石になっている様に見えるだけに、年初来安値30792.74円を割り込む様ですと、心理的節目の30000円割れを試すことも想定されます。

 

 

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