日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比817.76円安の3万6887.17円で終了となり、3営業日ぶりに反落。

連合が2025年の春季労使交渉(春闘)で傘下の労働組合が要求した賃上げ率が、平均6.09%と1993年以来、32年ぶりに6%を上回ったことを受けて、日銀の追加利上げ観測が強まったことに加えて、トランプ米政権の関税政策を巡る状況は二転三転し、先行き不透明感が強い中、急落。一時36813.62円まで下げて、年初来安値を更新。昨年9月18日以来の安値を付ける場面も見られるなど、約半年ぶりに37000円割れで終了しております。

テクニカル的に、相対力指数(RSI)が節目の30%付近で推移する中、目先は自律反発の動きも出て来そうです。とは言え、MACDが下げ基調を強める中、反発場面では戻り売り圧力が強そうです。

円高基調が続く中、このまま昨年8月5日の安値31156.12円から同12月27日の高値40398.23円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準36867.74円を割り込む様ですと、半値押し水準35777.18円辺りまで下げて来ることも想定されます。

 

 

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