日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比146.67円高の28188.15円で終了となり、続伸。3月9日以来約1ヶ月ぶり高値で終了しました。ダウ工業株30種平均が3営業日続伸中であるなど、米欧の金融システムを巡る信用不安が和らいでいることに加えて、先週末に東京証券取引所が、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る上場企業に対し、改めて株価水準を引き上げるための具体策の開示を求めたことが、引き続き好感された様です。

一時28258.91円まで買い進められる場面も見られたものの、新年度がスタートし、金融機関の益出しに押された様で、高値を維持することは出来ず。日銀が発表した3月全国企業短期経済観測調査(短観)で大企業・製造業の景況感が悪化したのも嫌気された模様。

日銀が発表した3月全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス1となり、昨年12月の前回調査から6ポイント悪化した。悪化は5四半期連続。原材料価格の高止まりや海外経済の減速などが響いた様です。一方、大企業非製造業はプラス20となり、4期連続で改善しております。 DIは、業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」を引いて算出。

先行きについては、大企業製造業が2ポイント改善のプラス3、大企業非製造業は5ポイント悪化のプラス15と予測されております。

 

日銀短観価

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