日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比346.96円高の38088.57円で終了となり、続伸。先週末の米国市場で主要3指数が揃って反発したことが好感されて買い進められる中、200日平均線を突破。一時38178.01円まで上昇するなど、5月29日以来の38000円台を回復して終了しております。
とは言え、テクニカル的にはMACDは揉みあいを示唆しており、5月13日の高値38494.06円を上抜くことが出来ない様ですと、チャートの形は「Wトップ型」が意識され始める可能性がありそうです。これまでレジスタンスとして意識されていた200日平均線をサポート・ラインとしつつ、明日も38000円台を維持出来るか注目されます。
内閣府が発表した5月景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比1.8ポイント上昇の44.4と、5ヶ月ぶりに改善しました。現状の見方は「景気は、このところ回復に弱さがみられる」に据え置いております。2、3ヶ月先の見通しを示す先行き判断指数(季節調整値)も同2.1ポイント上昇の44.8と、6ヶ月ぶりに改善。
また、財務省が発表した4月国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は2兆2580億円の黒字でした。黒字は3ヶ月連続で、4月として過去最大となっております。半導体等電子部品などの輸出が伸びて貿易赤字が大幅に縮小したことが寄与した模様。
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