日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比115.18円高の30916.31円で終了となり、続伸。昨晩の米国市場で、半導体大手エヌビディアの決算発表を好感し、ハイテク関連銘柄が買われたことを受けて、国内市場もハイテク株中心に買われた様です。半年ぶりに米ドル・円が一時140円台に乗せたことを受けて、輸出関連株も買われた模様。一時31101.60円を付けて、31000円台を回復する場面も見られております。
ただ、米連邦政府の債務上限引き上げの期限とされる6月1日が迫る中、高値を維持することは出来ず。引き続きテクニカル的な買われ過ぎ感も意識された模様。
東証プライムの値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って求める騰落レシオは5月25日時点で113.90%と「買われすぎ」とされる120%を下回り、25日平均線との上方乖離率は4.69%と、「買われ過ぎ」の目安とされる5%を3営業日連続で下回りました。
一方で、相対力指数(RSI)は74.86%まで再び上昇。200日平均線との上方乖離率は11.35%と、「買われ過ぎ」の目安とされる10%を依然上回っております。MACDも上昇の勢いが鈍化して始めており、もうしばらく調整地合いが続く様だと、短期的に5月17、18日の間に空けたギャップ(窓)を埋めに行く可能性もありそうです。
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