日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比47.98円高の39631.06円で終了となり、続伸。日銀が発表した6月全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業景況感が2四半期ぶりに改善したことを受けて、市場心理が改善する中、一時39942.69円を付ける場面も見られております。ただ、大台の40000円が近づく中で、次第に買い方の利喰い売りに押される展開になった模様。この時期恒例の指数連動型上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りへの警戒感も強まった様です。

テクニカル的にレンジを上放れた形となっている上に、相対力指数(RSI)は7月1日時点で60%と、まだ節目の70%を下回って推移しているだけに、引き続き40000円台回復を試す動きが続くか注目されます。

なお、内閣府が発表した6月消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.2ポイント上昇の36.4となり、3ヶ月ぶりに改善しております。ただ、内閣府は「小幅な動きで、5月とあまり状況は変わらない」と分析。基調判断は「改善に足踏みが見られる」で据え置いております。

 

 

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