日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比56.98円高の32226.97円で終了となり、続伸。イベントを通過した安心から、引き続き買われる展開となり、一時32389.12円を付けるも、高値を維持することは出来ず。

今週は8月31日に7月米個人消費支出(PCE)物価指数、週末に8月米雇用統計など、米重要経済指標の発表を控える中、積極的に上値を追いづらい地合いの様です。引き続き、日中関係の悪化懸念などを背景にインバウンド(訪日外国人)関連銘柄を売る動きも見られた模様。75日平均線はわずかに上回っただけに、明日は25日平均線も突破出来るか注目されます。

なお、政府は8月28日に、8月の月例経済報告を公表。国内景気の判断を「緩やかに回復している」との表現で、4ヶ月連続月連続で据え置いております。海外経済の判断は「一部の地域において弱さがみられるものの、持ち直している」で維持。中国経済は個人消費や生産にも不動産市況が悪化した影響がうかがえることから、「持ち直しの動きに足踏みが見られる」と、判断を7ヶ月ぶりに下方修正。一方、雇用と消費が好調な米国経済は「回復している」へ、3ヶ月ぶりに引き上げました。

 

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