日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比440.61円高の33608.71円で終了となり、続伸。英半導体設計のアーム・ホールディングスの上場が好調な滑り出しとなったことや、中国主要経済指標を受けて、中国景気の先行き不安が一服したことから、直近高値33322.45円(9月7日)を上抜いて、一時33634.31円を付ける場面も見られております。
来週は、FOMC(米連邦公開市場委員会)に加えて日銀金融政策決定会合などのイベントを控えており、円相場の動きに揺さぶられる可能性もありそうです。タカ派な発言が飛び出す様ですと、再度75日平均線辺りまで下げることも想定されます。
ただ、JPXのデータによると、9月第1週(9月4日-9月8日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は7199億円の売り越しとなりましたが、岸田首相による内閣改造に伴う政策期待や円安基調に伴う2023年4-9月期の企業決算への期待感から海外投資家の買いは続くとの見方は多い様です。下げた場面では個人投資家の買いが入り易くなっており、6月19日に付けた年初来高値(33772.89円)を意識した動きが続きそうです。
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