日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比111.97円安の2万7574.43円で終了となり、続落。来週13、14日の両日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控える中、積極的な買いは見送られた様で、引き続き上値の重い展開となりました。

一時27415.66円まで下げて、心理的節目の27500円を割り込む場面も見られたものの、中国で新型コロナウイルスを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策が一段と緩和されるとの期待が高まる中、安値は買い拾われた様です。テクニカル的にも、10月3日の安値25621.96円から11月24日の高値28502.29円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準27402.00円が意識された模様。

とは言え、ここまでサポート・ラインとして意識されていた様に見えた75日平均線をやや割り込んで終了しただけに、27500円を維持出来ない様だと、200日平均線付近まで下げて来ることも想定されます。

 

投資部門別売買動向(海外投資家)

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最後に、JPXのデータによると、11月第5週(11月28日-12月2日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は8081億円の売り越しでした。売り越しは2週ぶり。一方、個人は7567億円の買い越しでした。

事業法人は1568億円の買い越し、年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は2948億円の売り越しで、3週連続で売り越しとなりました。

 

投資部門別売買動向(個人)

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