日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比275.09円安の30682.68円で終了となり、続落。米連邦政府の債務上限問題の先行きが不透明になっていることが嫌気され、昨晩の米主要株価指数が揃って下落したことや、テクニカル的な買われ過ぎ感が意識される中、引き続き売られる展開になった様です。中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大していると報じられたことも嫌気された模様。一時30566.83円まで下げる場面も見られております。
相対力指数(RSI)は72.6%まで低下。25日平均線との上方乖離率は4.54%と、「買われ過ぎ」の目安とされる5%を5営業日ぶりに下回りました。ただ、200日平均線との上方乖離率は10.63%と、「買われ過ぎ」の目安とされる10%を依然上回っており、もうしばらく調整地合いが続く可能性もありそうです。
売り一巡後は下げ渋った様に、出遅れた投資家を中心に押し目買い意欲は強い様にも見えます。「初押しは買い」と相場格言もあるものの、このまま節目の30500円を維持出来ない様ですと、短期的に5月17、18日の間に空けたギャップ(窓)を埋めに行くことも想定されます。
なお、FRB高官からタカ派発言が相次ぐ中、今晩はFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(5月2、3日開催分)に注目が集まりそうです。
日経平均株価と200日平均線
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