日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比240.04円安の27105.20円で終了となり、続落。前日に75日平均線や一目均衡表の雲のレジスタンスを確認した様な形となったため、改めて上値の重さが意識された模様。
また、米ハイテク大手「GAFAM」の決算が出揃う中、業績悪化懸念の高まりを受けた米国のハイテク株売りが日本株にも波及し、一時26981.08円まで下げるも、終値では27000円を維持し、底堅い動きも見せております。
なお、日銀は10月27、28日の両日に金融政策決定会合を開催。長短金利操作を柱とする現行の大規模な金融緩和策の維持を全会一致で決定しました。
また、最新の景気予測となる「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」も公表。急速な円安を受けた輸入品価格の高騰などを背景に、今年度の物価上昇率見通しを前年度比2.9%(7月時点は2.3%)に引き上げております。2022年度の実質GDP(国内総生産)成長率見通しは2.0%(同2.4%)に下方修正。
先行きの物価見通しについては、2023年度を1.6%(同1.4%)、2024年度を1.6%(同1.3%)に、それぞれ上方修正しました。
展望リポートでは「輸入物価の上昇を起点とする価格転嫁の影響から、2022年度を中心に上振れている」と指摘。その上で、中長期的には「年末にかけて上昇率を高めた後、来年度半ばにかけてプラス幅を縮小していく」と予想しております。
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