日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比496.05円安の27167.34円で終了となり、続落。一目均衡表の雲でレジスタンスを受ける中、FOMC(米連邦公開市場委員会)声明を受けて、米国株が大幅安になったことが嫌気され、日本株も売られる展開に。一時27032.02円まで下げるなど、75日平均線を割り込んで終了となりました。
テクニカル的には、辛くも200日平均線は維持しましたが、前述の様に一目均衡表の雲がレジスタンスとして意識される中、MACDの上昇は鈍化して来ており、チャートの形も上昇ウェッジ型が意識され始めるなど、上値の重い展開が続いております。
その一方で、好決算を発表した銘柄を中心に、押し目が入り易くなっている様です。また、三越伊勢丹ホールディングスなど百貨店4社が11月1日に発表した10月免税売上高(速報)は、新型コロナウイルス対策の水際規制緩和で外国人客が増えたことから急増するなど、コロナ禍からの経済再開(リオープン)関連銘柄を買い拾う動きも根強い模様。そのため、引き続き26500-27500円のレンジが続くことが想定されます。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、10月第4週(10月24日─10月28日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、1780億円の買い越しだった。買い越しは3週ぶり。一方、個人は1904億円の売り越しで、3週ぶりに売り越した。
投資部門別売買動向(個人)
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