日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比430.06円安の27661.47円で終了となり、続落。8月2日以来、約1ヶ月ぶり安値で終了となりました。FRBによる積極的な利上げにより、米景気が減速するとの懸念が一段と強まる中で売りが先行。米中対立再燃への警戒が拡がる中、アジア株が大幅安となったことが嫌気された様で、一時27589.70円まで下げる場面も見られております。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、8月第4週(8月22日-8月26日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、3757億円の売り越しでした。売り越しに転じるのは4週ぶり。
一方で、個人は3237億円の買い越しとなりました。買い越しに転じるのは8週ぶりとなります。週末に8月米雇用統計の発表を控える中、積極的な買いは入りづらそうですが、28000円を割り込んだことで、逆張り姿勢の個人投資家の買いが続くか注目されます。
ただ、テクニカル的には、25日平均線がレジスタンスとして意識される中、6月20日を起点としたアップ・トレンドを形成出来ず。目先は200日平均線をサポートに27500円を維持出来るか注目されます。
割り込む様だと、MACDは下げ幅を拡大しているだけに、6月20日の安値25520.23円から7月28日の高値28015.68円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準27062.42円を意識した動きになる可能性がありそうです。
投資部門別売買動向(個人)
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