日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比79.01円安の27606.46円で終了。主要企業の決算発表が本格化する中、業績が悪化したり収益見通しを引き下げたりした銘柄が売りに押され、続落となりました。
一時27284.08円まで下げる場面も見られたものの、週明けに空けたギャップ(窓)を埋めたことで買い拾われた様です。引き続き、昨年8月17日を起点としたダウン・トレンドもレジスタンスとして意識される中、上値の重い展開が続きそうですが、27500円を維持出来るか注目されます。
なお、内閣府が発表した1月景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、3ヶ月前と比べた現状判断指数(DI、季節調整値)は48.5と、前月から0.2ポイント低下した。マイナスは3ヶ月連続。内閣府は現状の景気の判断を「持ち直しの動きがみられる」と、5カ月連続同じ表現で据え置いております。
また、財務省が発表した2022年国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支の黒字額は、前年から10兆1478億円減少し、11兆4432億円となりました。資源高と円安で貿易収支が赤字に転落し、過去最大の減少額を記録。黒字額は2014年以来8年ぶり低水準に落ち込んでおります。
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