日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比74.82円安の3万7677.06円で終了となり、続落。

高値は37968.02円に留まり、38000円台に乗せることは出来ず。切り下がってきている25日平均線でレジスタンスを受ける中、長い上ひげを引く場面が多くなっております。

トランプ米政権の二転三転する関税政策に対する警戒感は根強いものの、年度末に向けた金融機関による株式の益出し売りは一服したと見られております。また、テクニカル的にMACDがゴールデン・クロスとなり、底打ち感が強まっていることに加えて、3月期決算企業の配当や株主優待などを取得するための権利付き最終売買日が27日に迫る中、配当や株主優待を狙った個人投資家の買いが入り易いと見られており、押し目は引き続き買い拾われそうです。

目先は、38000円台を回復しつつ、昨年12月27日の高値40398.23円から今年3月11日の安値35987.13円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準38192.68円を上抜くことが出来るか注目されます。

なお、総務省が発表した2月全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が109.7と、前年同月比3.0%上昇。3ヶ月連続で3%台を維持しております。政府の補助金再開で電気・ガス代の伸びが鈍化した一方、米類の上昇率は80.9%上昇と過去最大となっております。生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は3.7%上昇、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は2.6%上昇。

 

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