日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比196.21円安の27430.30円で終了となり、反落。7月19日以来1ヶ月半ぶりの安値で終了しました。

円相場が1ドル=144円台に乗せるなど、円安基調が続く中、輸出関連株を買う動きも見られたものの、世界的な金融引き締めで世界景気が悪化するとの懸念が拡がる中、リスクオフの動きが強まり、一時27268.70円まで下げるなど、200日平均線を維持出来ず。7月19日以来の27500円割れとなりました。

週末にSQを控える中、プットオプション(売る権利)の売り手がヘッジ目的で株価指数先物に売りを出したため、下げ幅が拡大したとの見方もある様です。

MACDが下げ幅を拡大しているだけに、目先は3月9日を起点としたアップ・トレンドや6月20日の安値25520.23円から7月28日の高値28015.68円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準27062.42円辺りまで下げることも想定されます。

なお、今晩はベージュブック(全米地区連銀経済報告)やブレイナードFRB副議長の講演に注目が集まりそうです。また、明日はパウエルFRB議長が民間主催の討論会に参加予定となっております。

 

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