日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比144.05円高の28658.83円で終了となり、8営業日続伸。終値としては、2022年8月以来約8ヶ月ぶり高値で終了。8営業日続伸は2022年3月中旬以来。米景気の先行き懸念が和らぐ中、引き続き景気敏感株を中心に買い進められた様で、一時28698.22円を付ける場面も見られております。

20123年1-3月期中国GDP(国内総生産)は前年同期比4.5%増と、前期(2.9%増)から加速。市場予想(3.4%増)を上回る堅調な内容でした。小売売上高の伸びを好感し、消費関連株が買われた一方で、工場の建設などを示す固定資産投資は市場予想を下回ったことから、製造業などは上値の重い展開となっております。

テクニカル的には、2021年9月14日の高値30795.78円から昨年3月9日の安値24681.74円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準28460.22円を突破。昨年8月17日(29222.77円)以来の29000円台や76.4%戻し水準29352.87円が意識され始めている様です。

8営業日続伸していることもあり、そろそろ押し目を入れるとの見方も出始めておりますが、本日終了時点で相対力指数(RSI)は65%、25日平均線からの乖離率は3.3%と、テクニカル的に過熱感はまだ無い様に見えるだけに、明日は年初来高値28734.79円を突破出来るか注目されます。

 

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