日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比347.79円高の2万7922.22円で終了となり、3営業日ぶりに反発。昨晩の米国株が反発に転じたことが好感されて買われた様です。前日に約1ヶ月ぶり安値を付けていたため、割安感も意識された模様。一時27952.80円まで買い進められるなど、6営業日ぶりに25日平均線を上回って終了。ただ、来週にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控える中、積極的な売買は手控えられた様で、28000円台には届かずとなっております。

来週は、FOMCに加えて、欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行も金融政策会合を開催する「中銀ウィーク」となります。FRBは来週13、14日の両日に開催するFOMCで、利上げペースを緩和させると見られておりますが、市場では0.50%の利上げは既に織り込み済みで、相場への影響は限定的となりそうです。

ただ、同時に公表されるFOMCメンバーの金利見通しで、ターミナルレート(政策金利の最終的な到達点)が市場の想定よりも高くなる様ですと、利上げ長期化に伴い米国がリセッション(景気後退)入りするとの警戒感や企業業績の悪化に対する懸念が強まる可能性があります。

 

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