日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比599.03円高の38835.10円で終了となり、3営業日ぶりに反発。先週末に発表された4月米雇用統計を受けて、FRBが年内に2回利下げを実施するとの観測が再び強まる中、米長期金利が低下。米国市場でハイテク株を中心に買いの動きが強まり、米主要指数が連日で上昇していることが好感された様です。一時38863.14円まで上昇する場面も見られております。

本日は39000円台を回復することは出来なかったものの、MACDがゴールデン・クロスを維持する中、3月22日の高値41087.75円から4月19日の安値36733.06円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準38396.55円を突破。4月9日以来約1ヶ月ぶりに25日平均線を上回っただけに、明日はこのまま半値戻し水準38910.41円も上抜き、4月15日以来の39000円台を回復出来るか注目されます。

なお、日銀の植田総裁は、岸田首相と首相官邸で会談。植田氏は会談後「最近の円安について、日銀の政策運営上、十分に注視することを確認した」と述べた上で、「(一時的な要因を除いた)基調的な物価上昇率にどういう影響が出てくるか注意深く見ていく」と指摘しました。

4月の日銀金融政策決定会合後の記者会見で、植田総裁が足元の円安について「基調的な物価上昇率に今のところ大きな影響を与えているということではない」と言及したことが、160円まで円安が進んだ要因の一つと見られている中、発言の「修正」を図ったとの見方が出ております。

 

 

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