日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比648.03円高の34868.63円で終了となり、3営業日ぶりに反発。

トランプ米大統領が、FRBのパウエル議長を「解任するつもりはない」と発言したことを受けて、FRBの独立性が損なわれ、米国の信認が揺らぐとの警戒感が後退。また、米ブルームバーグ通信が、ベッセント米財務長官が「中国との関税競争は持続的ではなく、状況は改善すると期待している」と発言したと報じたことを受けて、昨晩の米国市場でダウ工業株30種平均が急反発するなど、主要3指数が揃って反発に転じたことが好感された様です。

円安基調が進んでこともあり、一時35142.12円まで上昇し、4月3日以来の35000円台に乗せる場面も見られております。ただ、切り下がって来ている25日平均線でレジスタンスを受けた様で、高値を維持出来ず。また、週後半にイベントを控えて買い方の利喰い売りに押される中、終値で35000円台を回復することは出来ずとなっております。

今週24日に加藤財務相とベッセント米財務長官の会談が行われるとの見方が出ており、少なくともイベント通過までは上値の重い展開が続きそうですが、テクニカル的にMACDが上昇基調にある中、ペナントを上放れつつあります。3月26日の高値38220.69円から4月7日の安値30792.74円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準34506.72円を再度上抜いただけに、このまま終値で35000円台を回復する様ですと、61.8%戻し水準35383.21円を意識した動きになって行くことも想定されます。

 

 

 

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