日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比94.09円高の3万8814.56円で終了となり、3営業日ぶりに反発。
日銀金融政策決定会合で、国債買い入れの減額方針が決定されたものの、減額の具体策の公表は先送りされ、金融引き締めに消極的な「ハト派」の内容との受け止めから買い安心感が拡がった様です。また、米国市場でハイテク株高が続く中、半導体関連株を買う動きも続き、高値で39025.70円を付けて、39000円台を回復する場面も見られております。
ただ、上値を追う動きとはならず。一目均衡表の雲の上限でレジスタンスを受けた形となり、終値ベースでは引き続き39000円を下回っております。
JPXのデータによると、6月第1週(6月3日-6月7日)の事業法人による日本の現物株と先物合計の売買は2913億円の買い越しと、10週連続で買い越し。引き続き、自社株買いの動きが活発化しております。また、個人を中心に押し目を買い拾う動きは根強く、安値は引き続き買い拾われそうです。
テクニカル的には、MACDは揉み合い示唆で変わらず。75日平均線でレジスタンスを受ける一方、25日平均線でサポートされる展開が続き、狭いレンジが続いております。そのため、一目均衡表の雲の中で推移しておりますが、上方へ抜け出す動きも見せ始めており、引き続き39000円超えを試す動きが続くか注目されます。
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