日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比176.95円高の36380.17円で終了となり、3営業日ぶりに反発。円高基調が一服したことで、輸出関連株を中心に買い拾われた様です。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合などのイベントを控える中、積極的に買う向きは少なく、高値は36675.07円に留まり、一目均衡表の雲を上抜くことは出来ずとなっております。
自社株買いや年金基金の「リバランス」の買いが株価を下支えるとの見方は依然多い上に、日本株の先高感も根強い中、引き続き一目均衡表の雲の下限をサポートに36000円を維持出来るか注目されます。
なお、内閣府が発表した7月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比0.1%減の8749億円でした。小幅ながら2ヶ月ぶりにマイナスに転じております。基調判断は3ヶ月連続で、「持ち直しの動きに足踏みが見られる」出据え置いております。
また、財務省が発表した8月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6953億円の赤字でした(前年同月は9401億円の赤字)。輸出額が8月として過去最高となった一方、円安の影響などで輸入額も増え、2ヶ月連続で赤字となっております。
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