日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比11.60円安の40097.63円で終了となり、3営業日ぶりに反落。前日に大台に乗せた達成感から、買い方の利喰い売りが先行。一時39840.34円まで下げる場面も見られたものの、引き続き安値は買い拾われる中、終値では引き続き40000円を維持しております。

引き続き40000円台を維持出来るかが焦点となりそうですが、とは言え、テクニカル的(3月5日時点)に、25日平均線との上方乖離率は5.92%と、節目の5%を上回って推移。相対力指数(RSI)も81.89%と高止まりしており、もうしばらく指数の調整が必要の様にも見えます。

また、パウエルFRB議長の議会証言や欧州中銀(ECB)定例理事会、スーパーチューズデーなどのイベントに加えて、8日には株価指数先物とオプション3月物の特別清算指数(SQ)の算出を控えており、様子見ムードが強まるとの見方もある様です。

なお、総務省が発表した2月東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.2と、前年同月比2.5%上昇。プラスは30ヶ月連続で、日銀が物価上昇目標としている2%を2ヶ月ぶりに上回っております。政府の負担軽減策による押し下げ効果が一巡し、電気代や都市ガス代の下落幅が縮小したことが影響した模様。

 

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