日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比245.30円安の33287.79円で終了となり、3営業日ぶりに反落。一方、東証株価指数(TOPIX)は2430.30で終了。1990年以来約33年ぶりの高値を連日で更新しております。

先週末に一時33634.31円まで上昇し、6月19日に付けた年初来高値(33772.89円)に迫る場面も見られたものの、先週末の米国市場でハイテク株が売られたことを受けて、国内市場でも半導体関連株を中心に売られる展開になった様です。

また、今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合に加えて、イングランド銀行(英中央銀行)も金融政策会合を開催します。重要イベントを控える中、ポジション調整の動きも出た模様。一方、自動車株や銀行株など堅調に推移し、業種別で明暗が分かれております。目先は、8月18日を起点としたアップ・トレンドを維持出来るか注目されます。

なお、ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社の従業員が加盟する全米自動車労組(UAW)は9月18日に、3社との労使交渉について、9月22日正午の期限までに大きな進展がない場合、ストライキの対象となる工場の数を増やすと発表しました。UAWは先週、GM・フォード・モーター・ステランティス3社それぞれ1ヶ所の米国工場でストを開始しました。

また、マッカーシー米下院議長(野党共和党)は9月18日に、共和党下院が提案した10月末までのつなぎ予算案について、9月21日に採決する方針を明らかにしております。大幅な支出削減が盛り込まれたものの、同党保守強硬派の一部が依然として反対しており、可決は予断を許さない情勢。つなぎ予算が2023会計年度末の9月30日までに成立しなければ、米政府機関の一部が予算不足で閉鎖を余儀なくされます。

 

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