日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比158.75円安の39374.57円で終了となり、3営業日ぶりに反落。
昨晩の米国市場で、主要3指数が揃って最高値を更新したことが好感されて、買いが先行。39866.72円まで買い進められる場面も見られております。ただ、引き続き40000円台を回復することは出来ず。
上値の重さが意識される中、後場に入ると半導体関連株を中心に売りが拡がり、マイナス圏で終了した。前日に米ロイター通信が、米商務省が半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)に対して、人工知能(AI)に使用される先端半導体の中国顧客向け出荷を停止する様に命じたと報じたことが引き続き嫌気された様だ。
前日に第2次石破内閣が発足したものの、少数与党で野党の協力なしに予算や法案を通すことは出来ないため、安定的な政権運営が出来るか先行き不透明感が強く、積極的に買いづらい地合いになっている様です。
また、トランプ氏が主張する法人税減税や規制緩和が企業に恩恵となるとの見方から、2016年の米大統領選後に起きた「トランプラリー」の再現を期待した買いが米国株を押し上げている一方、トランプ次期政権による関税政策を巡る懸念が根強いことから、日本株は勢いに乗れていない模様。
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