日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比568.58円高の37723.91円で終了となり、3営業日続伸。

25日・200日平均線を突破。一時37974.72円まで上昇する場面も見られております。米国経済が「ソフトランディング(軟着陸)」出来るとの期待が強まる中、過度な円高への警戒感が和らいでいる様です。また、FRBの大幅利下げを受けて、世界的な株高となるなど、投資家がリスクオン姿勢を強めている模様。

テクニカル的にもMACDがゴールデン・クロスとなる中、9月2日の高値39080.64円から9月9日の安値35247.87円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の61.8%戻し水準37616.52円を上抜きつつあります。このまま200日平均線をサポートに38000円台を回復し、75日平均線も上抜く様ですと、全戻しを意識した動きになって行く可能性もありそうです。

来週は、9月27日に自民党総裁選の投開票が行われます。新政権への期待感が高まる様ですと、海外投資家の買いが入る可能性がありそうです。

既報通り、JPXのデータによると、9月第2週(9月9日-9月13日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は1兆0966億円の売り越しと、4週連続で売り越しました。現物は1兆5425億円の売り越しと、売り越し額は2016年3月第2週(1兆1932億円)を上回って過去最大となっており、買い余力は十分にある様に見えます。

 

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