日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比693.21円高の32217.43円で終了となり、3営業日続伸。先週末の米国株が大幅高となったことを好感した買いが入り、一時32217.43円を付けるなど、32000円台を回復して終了。上げ幅は今年最大。3万2000円台を回復するのは1990年7月以来約33年ぶり。バブル後の戻り高値を連日で更新しております。

直近高値31560.43円を上回る様だと、再度騰勢が強まる可能性がありそうです。

テクニカル面では、6月5日時点で相対力指数(RSI)は78.34%と、買われ過ぎの目安とされる70%を大幅に上回っております。また、25日平均線との上方乖離率は6.66%と、「買われ過ぎ」の目安とされる5%を4営業日ぶりに上回り、200日平均線との上方乖離率も21.09%と、依然として「買われ過ぎ」の目安とされる10%を大幅に上回って推移しております。

そのため、国内の投資家からは高値警戒感が強いものの、海外投資家の買いが続く中、相場下落を見込んで「逆張り」を行っていた投資家は損失覚悟のショートカバー(買い戻し)を入れざるを得なくなっており、踏み上げの様相強めております。

日経平均と逆方向に2倍の値動きをするよう設定されたNEXTFUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型ETF(上場投資信託)の口数が、5月26日に2014年7月の設定以来初めて10億口を突破しましたが、日経平均株価の上昇が続く中で、個人の含み損が増えており、持ち高解消の動きが加速する様だと、もう一段高になる可能性がありそうです。

 

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