日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
投資部門別売買動向はこちら
日経平均株価は前営業日比575.87円高の39101.82円で終了となり、3営業日続伸。
米国でハイテク株安が続く中で、売りが先行。ただ、日銀が金融政策決定会合で、既報通りに追加利上げと国債買い入れの減額計画を決定。日銀の金融政策を巡る先行き不透明感さが解消されたことを受けて、投資家のリスク選好の動きが強まり、一時39188.37円まで買い進められるなど、5営業日ぶりに39000円台を回復して終了しております。ロイター通信が「米政権は中国半導体メーカーへの新たな輸出規制を8月に発表する予定ですが、日本やオランダ、韓国など同盟国は除外される」と報じたことから、下落基調にあった半導体関連株を買い拾う動きも拡がった様です。
テクニカル的に、MACDが下げ止まる中、本日は一目均衡表の雲を上抜いて75日平均線も突破しております。植田日銀総裁が記者会見で追加利上げの可能性を否定しなかったことを受けて、日米金利差縮小期待から円高が急速に進んでいるのは気になる動きではあるものの、目先は39000円を維持しつつ、7月11日の高値42426.77円から7月26日の安値37611.19円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準39450.74円を突破出来るか注目されます。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。