日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比289.71円高の27923.37円で終了となり、3営業日続伸。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株への追加投資を検討していると発言したと伝わり、一時28068.39円で買い進められる場面もみられております。ただ、12日に3月米消費者物価指数やFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(3月21、22日開催分)の発表が控えていることに加えて、引き続き28000円付近では戻り待ちの売りが出易かった模様。終値ベースでは4月4日以来となる28000円台を回復することは出来ずとなっております。
前月の米銀シリコンバレーバンク(SVB)破綻に端を発する世界的同時株安後、日本株には出遅れ感が出ており、バフェット氏の発言をきっかけに、海外投資家の買いが再び強まるとの見方も出始めております。
テクニカル的にも、4営業日ぶりに25日平均線を上抜いただけに、明日も引き続き28000円超えを試す展開が続きそうです。押した場面では、前日にも書いた様に、一目均衡表の雲でサポートされるか注目されます。
なお、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は日本経済新聞とのインタビューで、「追加投資を検討したい」と日本株に強気な見方を強調しております。なお、伊藤忠商事など5大商社株の保有比率を高めたことも明らかにしております。
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