日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比209.92円高の36442.43円で終了となり、3営業日続伸。

7月米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回る内容となり、インフレが鈍化したとの見方から、FRBによる早期利下げ期待が拡がる中、昨晩の米国市場で主要3株価指数が揃って上昇したことが好感されて、買い進められた様です。岸田首相による自民党総裁選の不出馬を巡る報道を受けて、円高が進んだことが嫌気されてマイナス圏に沈む場面も見られたものの、底堅い動きとなっております。

一時36683.89円まで買い進められる場面もみられたものの、7月11日の高値42426.77円から8月5日の安値31156.12円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の半値戻し水準36791.45円や200日平均線を上抜くことは出来ず。ただ、このままMACDがゴールデン・クロスとなる様だと、目先の底打ち感が強まりそうです。

なお、岸田首相は首相官邸での記者会見で、9月に予定する党総裁選に立候補しない意向を表明しました。次期総裁候補として複数の名前が挙がっておりますが、誰が総裁になっても自民党政権である限り、政策に大きな影響はないとの見方が多く、現状では市場への影響は限定的との見方が多い様です。

 

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