日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比62.26円高の38633.02円で終了となり、3営業日続伸。昨晩の米国市場は、奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場。そのため薄商いとなる中、一時38263.08円まで下げる場面も見られております。「政治リスク」が意識されている欧州で主要株価指数が軟調だったことも嫌気された模様。

ただ、テクニカル的に一目均衡表の雲の下限がサポート・ラインとして意識されていることに加えて、時間外取引でナスダック100指数先物が上昇していることが好感された様で、引き続き安値は買い拾われております。

25日平均線がレジスタンスとして意識される中、39000円が近づくと戻り売り圧力が強まりそうですが、4月19日を起点としたアップ・トレンドを形成しつつ、引き続き25日平均線超えを試す動きが続くか注目されます。

なお、日本取引所グループ(JPX)は6月19日に、東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄を、2028年7月までに約1200銘柄に絞り込む方針を発表しました。4月末時点の2100超から2025年1月までに約1700に減らすことに続く、改革の第2弾となります。TOPIXに連動する投資信託の設定などで機能性を高めてもらうのが狙い。

2022年4月に市場区分を4つから3つに再編したことに併せて着手した改革第1弾では、旧東証1部全銘柄を対象に算出していたTOPIXについて、東証プライムの上場基準でもある「流通株の時価総額100億円」に満たない銘柄を順次、除外しております。第2弾では、東証プライムとスタンダード、グロースの3市場区分に上場する銘柄のうち、売買が一定以上行われる「浮動株」の時価総額が高いものを選定する形で絞り込むとしております。2026年10月から2028年7月にかけて段階的に移行し、その後は2028年10月から年1回、定期的な入れ替えを行う予定。

 

 

 

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